映画「バスキア」を観た。

週末にバスキア展に行くので予習として。

80年代に一躍スターダムにのし上がりつつも27歳で早逝したアーティストの伝記映画。

1996年の作品なんだけど、今見ると出演陣がとんでもなく豪華。

ベニチオ・デル・トロゲイリー・オールドマンデニス・ホッパーデヴィッド・ボウイウィレム・デフォークリストファー・ウォーケンコートニー・ラブも出てる。

20年以上前の映画だからみんな若いし。

バスキア役のジェフリー・ライトのことはそんなに知らなくて、この映画の中でも特別印象には残らなかった。

そう、映画自体は大して面白くもなかった。

100分ぐらいの映画なんだけど眠くなったし。

 

この映画の監督はジュリアン・シュナーベルという人で、元はアーティストで生前のバスキアとも交流があったらしい。

バスキア」が監督デビュー作みたい。

今は映画がメインで、調べたら実在の人物を取り上げた映画ばかり撮ってる。

潜水服は蝶の夢を見る」も昔観たけど眠くなったなぁ。

今度公開になるゴッホの映画もこの人が監督で、ゴッホ好きだから見ようと思ってたんだけど不安になってきた。

 

映画ではバスキアの絵の何が評価されていたのかには触れられず、画商に見つけられたバスキアがみるみる名声を得ていき、ウォーホルとの親交を深め、引き換えにかつての仲間を切り捨てる。

ウォーホルの死を知ったバスキアが現実を受け止められない様子のまま幕切れとなるが、当時のバスキアを知っていた監督からしたら「何が良いんだかあっという間に売れてウォーホルが死んだら後を追う様にオーバードーズで死んだ奴」という風に写っていたのかもしれない。

 

気になったのは、バスキアは映画が始まったときからドラッグを常習してて、恋人が出来ても特に止められたりもしないんだけどそういうもんだったのか。

それとも、今でもその界隈ではそういうもんなんだろうか。知る由もないが。

 

バスキアの絵についての解説は映画見終わったあとでググりました。